日本病院薬剤師会 東北ブロック 第9回学術大会
第74回 医薬品相互作用研究会 シンポジウム合同開催にあたって

この度、日本病院薬剤師会 東北ブロック 第9回学術大会ならびに第74回医薬品相互作用研究会シンポジウム合同開催の大会長を仰せつかり、大変光栄に存じますとともにその責任の重さを感じております。

本東北ブロック学術大会は、平成23年11月、当時東北病院薬剤師会会長早狩誠先生(元 弘前大学医学部附属病院教授 薬剤部長)の強いリーダーシップの下、東北地区の病院・診療所等に勤務する薬剤師の資質向上および医療の発展へ貢献することを目指し、第1回大会が開催されました。奇しくも同年3月11日には東日本大震災があり、東北の薬剤師が元気で復興に向けた医療支援に取り組んでいることを全国に発信することも意識しながら弘前市において開催された学術大会でありました。以来、東北地区の病院薬剤師の資質向上を目的に、年に1回定期的に開催され、今回は年号も新たに、第9回学術大会となります。また、第4回学術大会からは同じ志を持ち歴史ある医薬品相互作用研究会シンポジウムと合同で開催して参りました。

近年、医療の進歩やチーム医療の進展は著しく、我々薬剤師に求められる役割は大なるものがあります。日頃の取り組みや研究等の成果を発表し、薬剤業務に関連する最新の知識や情報を交換し、互いに切磋琢磨していく関係が、良い医療を提供するためには必要であると考えます。

今回の学術大会のテーマは「シームレスな薬物療法の実践」とさせていただきました。入院医療機能の分化や外来患者の多様化に伴い、病棟業務に加え外来業務の展開が求められています。入院時支援や退院時共同指導など入院前・入院中・退院後の良質で安全な薬物療法の提供を目指す必要があります。また、地域医療や介護医療の新たな対応には,かかりつけ薬剤師や多職種連携が更に重要となります。シームレスな薬物療法を実践し、地域住民の健康及び福祉の増進に寄与するため、今薬剤師は何を為すべきか、熱く議論し充実した大会になることを願っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

日本病院薬剤師会 東北ブロック 第9回学術大会
第74回 医薬品相互作用研究会 シンポジウム合同開催
大会長 南雲 徳昭
(秋田県病院薬剤師会会長/地方独立行政法人 市立秋田総合病院 薬剤部長)